BRCAの遺伝学的検査をしたきっかけ、その時の気持ち
姉が乳がんに罹患し遺伝子検査をしたところ、遺伝性のものだと分かり私達姉妹にも検査を勧められました。
(私が20代の時に母も乳がんに罹患していたため)
がんになるかも知れないと言う恐れもなく、なんの実感もなく、ただ知る必要はあると思い検査に臨みました。
(私が20代の時に母も乳がんに罹患していたため)
がんになるかも知れないと言う恐れもなく、なんの実感もなく、ただ知る必要はあると思い検査に臨みました。
サーベイランスをする上で大変だったこと
寧ろ丁寧に診て頂けて有難かったです。
早期発見できたことについての思い
当初からチェックされていたポイントがあり、そこを中心に慎重に診て頂いてたと感じています。
エコー検査でもマンモグラフィー検査でも見付からなかった小さなものを、MRIで見付けて頂きました。
素人なのでこの様な言い方は失礼かも知れませんが、戸崎先生の診断力の高さのお陰だと思いました。
生検もMRIを用いてのものでした。
検査中は腕を動かせなかったので、腕が疲れて少し大変でした(笑)
結果、ステージ0の非浸潤がん、極初期に見付けて頂けたとのことで、とても感謝しています。
自覚症状は全くなかったので実感は湧かず、告知を受けた時も特にショックもなく普通に受け入れられました。
「さて、どうしようか」といった感じで、手術の日までどこか人ごとの様に感じていた部分もありました。
自覚症状がなく極初期だったからこその、不安の無さだったようにも思います。
病気と向かうには心の強さも必要だと思うので、これだけでも早期発見の重要さが感じられます。
手術についてはとても悩みました。
ステージ0なのに全摘する必要があるのか、部分切除で良いのではないか、手術の時期はもっと先でも良いのではないか、等。
とても悩みました。
主治医の先生には色々お話をお聞きしましたし、姉にも話を聞いたり、ネットでも色んな方々の体験談を調べて読みました。
①部分切除をして放射線治療をする
②全摘手術をして終了(問題がなければ)
私は大きくこの2択でした。
BRCAの人は、再発リスクも反対側にも発症するリスクも高く、また私自身、放射線治療をすることの方に、より不安を感じたため、全摘手術を受ける覚悟を決めました。
これは私の勝手な考えなので、他の方は惑わされないでほしいです。
エコー検査でもマンモグラフィー検査でも見付からなかった小さなものを、MRIで見付けて頂きました。
素人なのでこの様な言い方は失礼かも知れませんが、戸崎先生の診断力の高さのお陰だと思いました。
生検もMRIを用いてのものでした。
検査中は腕を動かせなかったので、腕が疲れて少し大変でした(笑)
結果、ステージ0の非浸潤がん、極初期に見付けて頂けたとのことで、とても感謝しています。
自覚症状は全くなかったので実感は湧かず、告知を受けた時も特にショックもなく普通に受け入れられました。
「さて、どうしようか」といった感じで、手術の日までどこか人ごとの様に感じていた部分もありました。
自覚症状がなく極初期だったからこその、不安の無さだったようにも思います。
病気と向かうには心の強さも必要だと思うので、これだけでも早期発見の重要さが感じられます。
手術についてはとても悩みました。
ステージ0なのに全摘する必要があるのか、部分切除で良いのではないか、手術の時期はもっと先でも良いのではないか、等。
とても悩みました。
主治医の先生には色々お話をお聞きしましたし、姉にも話を聞いたり、ネットでも色んな方々の体験談を調べて読みました。
①部分切除をして放射線治療をする
②全摘手術をして終了(問題がなければ)
私は大きくこの2択でした。
BRCAの人は、再発リスクも反対側にも発症するリスクも高く、また私自身、放射線治療をすることの方に、より不安を感じたため、全摘手術を受ける覚悟を決めました。
これは私の勝手な考えなので、他の方は惑わされないでほしいです。
検査していない人へのメッセージ
手術以外の特別な治療を必要としなかったので、金銭的にも負担は大きくありませんでした。
放射線治療や抗がん剤治療を必要としない段階で見付けていただいたので、心身の負担はがん患者としては最少の部類だったと思います。
流石に術後は、全摘後の胸を見て喪失感はありましたし、女性としての価値が下がってしまった様な思い込みもありました。
もし忙しさを理由に検査をしていなかったら、もし姉ががんにならなかったら、もしBRCAの検査をしていなかったら、私の今の生活はなかったことは確かです。
生活に多少の制限、手術した方の腕や肩周りに違和感はあるものの、術後9カ月経ち通常通りに生活を送れている今、早期に治療できたことの有難さを実感しています。
とても慎重に、とても丁寧に診断して頂けた事に、改めて感謝申し上げます。
BRCAの検査をしてもしなくても、その遺伝子を持つ人にとってはその事実が変わることはありません。
近親者にがんに罹患した人がいなければ、遺伝子検査までは及ばないかもしれません。
でももしがんが見付かった時、混乱せず早期に治療に向き合うためには、早期発見はとても大切だと思います。
3人に1人、2人に1人ががんになる時代です。
人ごとだと思わず、もし病気になった後の人生のことも考え、年齢に関わらず定期的な検査をして欲しいです。
時間だけは取り戻す事が出来ません。
あの時こうしていたら、の後悔は一生残ります。
そうならない為にも、自分や周りの人のためにも年に一度は検査に行ってください。