ナンシーさんは“高濃度乳房”=Dense Breast だったために、毎年マンモグラフィ検診を受診していたにもかかわらず、進行がんで乳がんが発見されました。自分と同じ思いをする女性たちを減らしたい!と“高濃度乳房”を医師が患者に告げることを義務化する法整備を米国で進めています。
2015年7月2日~4日、当会[BCIN]セミナー、日本乳癌学会での講演のため来日したナンシーさん。その講演は、日本の医師や専門家はもちろん、日本人女性の胸を打つものでした。BCINでも、ナンシーさんの来日をきっかけに、これまでも進めていた“高濃度乳房”の正しい情報をさらに広めたい、広めなくてはいけないと考えました。米国人女性の高濃度乳房の割合は約40%、しかし日本人女性の高濃度乳房の割合は70~80%にものぼると言われています。
日本にはナンシーさんと同じ体験をした女性がたくさんいるはずです。日本女性にも、マンモグラフィ検診で高濃度乳房とわかったなら、そのことを医師(検診施設)が患者に告げることを義務化してほしい、と私たちは考えます。
マンモグラフィ検診で「異常なし」でも、高濃度乳房なら「異常なしかどうかわからない」、そのため「超音波などのほかの検診を加えたほうがよい」との情報を伝えてほしいのです。
もし、医療機関からの検査結果が「異常なし」などの言葉だけしか記載されていない場合は、
ご自身の乳腺濃度について「私は高濃度乳房ですか?」と医療機関に問い合わせて自分の乳腺濃度について確認しましょう。
もし、あなたがマンモグラフィ検診を毎年行って「異常なし」だったにもかかわらず、その後、乳がんが見つかった…そのひとりなら、BCINのアドレス info@bcin.jp にご連絡をください。皆さんのためにあなたの声をあげてください!
2015年7月2日~4日、当会[BCIN]セミナー、日本乳癌学会での講演のため来日したナンシーさん。その講演は、日本の医師や専門家はもちろん、日本人女性の胸を打つものでした。BCINでも、ナンシーさんの来日をきっかけに、これまでも進めていた“高濃度乳房”の正しい情報をさらに広めたい、広めなくてはいけないと考えました。米国人女性の高濃度乳房の割合は約40%、しかし日本人女性の高濃度乳房の割合は70~80%にものぼると言われています。
日本にはナンシーさんと同じ体験をした女性がたくさんいるはずです。日本女性にも、マンモグラフィ検診で高濃度乳房とわかったなら、そのことを医師(検診施設)が患者に告げることを義務化してほしい、と私たちは考えます。
マンモグラフィ検診で「異常なし」でも、高濃度乳房なら「異常なしかどうかわからない」、そのため「超音波などのほかの検診を加えたほうがよい」との情報を伝えてほしいのです。
もし、医療機関からの検査結果が「異常なし」などの言葉だけしか記載されていない場合は、
ご自身の乳腺濃度について「私は高濃度乳房ですか?」と医療機関に問い合わせて自分の乳腺濃度について確認しましょう。
もし、あなたがマンモグラフィ検診を毎年行って「異常なし」だったにもかかわらず、その後、乳がんが見つかった…そのひとりなら、BCINのアドレス info@bcin.jp にご連絡をください。皆さんのためにあなたの声をあげてください!
【ナンシーさん~Nancy M. Cappello, Ph.D.~ご紹介】
毎年マンモグラフィの検査を受けていましたが、2004年にマンモグラフィでは発見することができない進行性乳がんの診断を受け、そこで初めて自分の乳腺が高濃度で乳がんが見つかりにくいことを知らされました。そして同じような女性が多く存在することを知り、NPO法人Are you dense ?®を設立し、乳腺濃度に関する啓発や法律制定などの社会活動を行っています。
「Are you dense ?」のナンシーさんの活動や"高濃度乳房" = Dense Breastについては、
来日時のナンシーさんの活動 2015年7月2日~4日
当会 乳がん画像診断ネットワーク(BCIN)で行った『アカデミックセミナー』 2015年7月3日
“Are you dense ?®”とは、乳腺濃度が高くマンモグラフィ検診に向かないことを本人にきちんと説明し、ほかの検査も組み合わせることを法制度の見直しを含めて推進する活動です。米国では24州において(2015年7月現在)この罰金刑を伴う法整備がすでに実施されています。日本人女性は米国人以上に乳腺濃度の高い女性が多いことから、マンモグラフィ検診だけでは精度の高い検診となりにくいことが想定されています。NPO法人乳がん画像診断ネットワーク(BCIN)では、ナンシーさんをお招きし、セミナーを行いました。
【ナンシーさんの講演内容】
「How my advanced breast cancer diagnosis fueled a global movement
~マンモグラフィで発見されなかった進行性乳がんが世界的な社会運動を巻き起こすまで」
NPO法人Are you dense ?® 創設者・常任理事 Nancy M. Cappello, Ph.D.
【当会、理事たちとフリーディスカッション を行いました】
Nancy M. Cappello, Ph.D.
戸﨑 光宏 (亀田京橋クリニック 画像センター長、乳腺科部長、当会理事長)、小島 康幸 (聖マリアンナ医科大学 乳腺外科医、当会理事)、吉田 民子 先生(亀田京橋クリニック 放射線科医)、嶋内 亜希子 先生(東北大学 放射線科医)、増田 美加 (女性医療ジャーナリスト、当会副理事長)、山崎 多賀子 (美容ジャーナリスト、当会理事)
【ナンシーさんの講演内容】
「How my advanced breast cancer diagnosis fueled a global movement
~マンモグラフィで発見されなかった進行性乳がんが世界的な社会運動を巻き起こすまで」
NPO法人Are you dense ?® 創設者・常任理事 Nancy M. Cappello, Ph.D.
【当会、理事たちとフリーディスカッション を行いました】
Nancy M. Cappello, Ph.D.
戸﨑 光宏 (亀田京橋クリニック 画像センター長、乳腺科部長、当会理事長)、小島 康幸 (聖マリアンナ医科大学 乳腺外科医、当会理事)、吉田 民子 先生(亀田京橋クリニック 放射線科医)、嶋内 亜希子 先生(東北大学 放射線科医)、増田 美加 (女性医療ジャーナリスト、当会副理事長)、山崎 多賀子 (美容ジャーナリスト、当会理事)
インナービジョンの特集として特別座談会を行いました
日本乳癌学会 第23回学術総会に登壇 2015年7月2日~4日
1日目 診療ガイドラインを読み解く ー相違点とコンセンサスー
3日目 Dense Breas tの評価と対策
3日目 Dense Breas tの評価と対策