ハイリスク女性に対する造影乳房 MRI検診サポート事業
BRCA1/2などのハイリスク女性の「造影乳房MRI検査」は、現在の日本では自費診療となります。
将来、保険収載されるまでの間、保険診療と同等の価格で「造影乳房MRI検査」をお受けいただけるように当NPO法人が自費の検査代をサポートいたします。
詳細は080-6887-3378まで
将来、保険収載されるまでの間、保険診療と同等の価格で「造影乳房MRI検査」をお受けいただけるように当NPO法人が自費の検査代をサポートいたします。
詳細は080-6887-3378まで
私たちはこの活動を応援しています
「BRCA1/2変異陽性のがん未発症者」に対するMRI検診の保険適用を目指す研究を応援しています。
MRIを用いた乳癌検診の意義
掲載記事
公的資金での研究
●ゲノム情報を活用した遺伝性乳癌卵巣癌診療の標準化と先制医療実装にむけたエビデンス構築に関する研究(平成29年度~31年度)
厚生労働省科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)「ゲノム情報を活用した遺伝性乳癌卵巣癌診療の標準化と先制医療実装にむけたエビデンス構築に関する研究」班
平成26年度~28年度の研究を引き継ぎ、「MRIによるサーベイランスの有用性評価」をおこなっています。
厚生労働省科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)「ゲノム情報を活用した遺伝性乳癌卵巣癌診療の標準化と先制医療実装にむけたエビデンス構築に関する研究」班
平成26年度~28年度の研究を引き継ぎ、「MRIによるサーベイランスの有用性評価」をおこなっています。
●わが国における遺伝性乳癌卵巣癌の臨床遺伝学的特徴の解明と遺伝子情報を用いた生命予後の改善に関する研究(平成26年度~平成28年度)
平成26年度のがん政策研究事業として「わが国における遺伝性乳癌卵巣癌の臨床遺伝学的特徴の解明と遺伝子情報を用いた生命予後の改善に関する研究」が厚生労働省から認可されました。
主たる研究目的は5項目ありますが、そのうちの一つに「BRCA1/2変異陽性者のMRI検診の有用性を検討する」があります。
BRCA1/2変異陽性者に年1回の乳房MRI検査を導入して、乳癌発見率(感度)を既存の検診法(マンモグラフィおよび乳房超音波検査)と比較することを目的としています。
日本人女性において乳房MRI検診が早期乳癌の発見に有効であるかのデータはなく、早急に検証する必要があります。
そして、海外と同じように有用性が確認されましたら、今後この結果をもとに日本中に乳房MRI検診を普及させる方針です。
平成26年度のがん政策研究事業として「わが国における遺伝性乳癌卵巣癌の臨床遺伝学的特徴の解明と遺伝子情報を用いた生命予後の改善に関する研究」が厚生労働省から認可されました。
主たる研究目的は5項目ありますが、そのうちの一つに「BRCA1/2変異陽性者のMRI検診の有用性を検討する」があります。
BRCA1/2変異陽性者に年1回の乳房MRI検査を導入して、乳癌発見率(感度)を既存の検診法(マンモグラフィおよび乳房超音波検査)と比較することを目的としています。
日本人女性において乳房MRI検診が早期乳癌の発見に有効であるかのデータはなく、早急に検証する必要があります。
そして、海外と同じように有用性が確認されましたら、今後この結果をもとに日本中に乳房MRI検診を普及させる方針です。
乳がんハイリスクの人へのMRI検査の必要性について
乳がんのハイリスクとは、BRCA1とBRCA2という遺伝子のどちらかに変異がある場合、乳がんの発症リスクは、そうでない場合と比べ、50歳までで16~25倍、70歳までで8~12倍になるというデータがあります。また、両乳房の発症や再発率が高いことも分かっています。
このBRCA1とBRCA2という遺伝子のどちらかに生まれつき変異があり、乳がんや卵巣がんのリスクが高くなる病気を遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)といいます。HBOCは全乳がんの5~10%と推測されています。
遺伝的に乳癌発症リスクが高いと考えられる女性では乳癌発症は通常の女性の罹患より若年層に多いことがわかっています。若年女性のマンモグラフィでは高濃度乳房となるため、その検出能は低く、MRIによるスクリーニングが注目されています。また、マンモグラフィをはじめとする他の検査では検出できない乳がんの存在もよく知られるようになってきました。
このBRCA1とBRCA2という遺伝子のどちらかに生まれつき変異があり、乳がんや卵巣がんのリスクが高くなる病気を遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)といいます。HBOCは全乳がんの5~10%と推測されています。
遺伝的に乳癌発症リスクが高いと考えられる女性では乳癌発症は通常の女性の罹患より若年層に多いことがわかっています。若年女性のマンモグラフィでは高濃度乳房となるため、その検出能は低く、MRIによるスクリーニングが注目されています。また、マンモグラフィをはじめとする他の検査では検出できない乳がんの存在もよく知られるようになってきました。
すでに欧米では、乳がん発症ハイリスク女性に対するMRIを用いた乳がんスクリーニングが推奨、実施されています。こうした現状を踏まえて、2012年に日本乳癌検診学会により、MRIスクリーニングのガイドラインが発表されました。
現在、ハイリスクの方には、造影剤を使う乳腺のMR検診が、海外でも国内でもガイドラインにて推奨されておりますが、その施設の情報がありません。
一般社団法人(乳腺画像・研究診断支援グループ)に協力して貰い、乳腺のMR検査を検診で行なっている施設一覧を作成しています。
一般社団法人(乳腺画像・研究診断支援グループ)に協力して貰い、乳腺のMR検査を検診で行なっている施設一覧を作成しています。